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ニーズがウォンツをソリューション(作:ひのきだに)
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卒論は意外に順調です。

これならどうにか提出には間に合いそうなので、今日はもう帰ります。
もうって言っても12時ですね。夜型になってしまってるなあ

明日はゼミなので早く起きて学校に来まーす。

今日はこないだとは全然違う本ですが紹介します。
4150112274.09._AA240_SCLZZZZZZZ_.jpg 
オチタカユキおすすめの作家、カート•ヴォネガットのホーカスポーカスです。
日本でもけっこう有名で、爆笑問題の太田が大好きすぎて、自分の事務所をこの人の作品「タイタンの妖女」からとって「タイタン」にしたらしいです。

独特な言い回しで、グニャグニャと進んでいくヴォネガットの作品は見る人に強烈な印象を与えます。(それがだめな人もいるだろうけど)



この作品は、ある男が刑務所の図書館の本の切れ端に残した日記をヴォネガットが編集したという設定で始まります。ヴォネガットの作品によくある一人称で語られる感じの作品です。

その男が一人称で語る波乱万丈な人生には、アメリカでベトナム戦争の復員兵の悲しさ、人生のおかしさがふんだんに盛り込まれています。作者であるヴォネガット自身が第二次世界大戦を経験していることが大きいのでしょうが(スローターハウス5という作品に詳しくのってます)、ここまで狂った感じでシニカルに描けるヴォネガットに感激です。原爆のことについてもきっぱり過ちだと発言していることにも、広島人としては感慨深いものがありました。

しかし、テーマ自体は重々しいものではなく、大学生ならさらりと読めて、ちょっぴり考えさせられる内容になってます。

アメリカもまだまだ捨てたもんじゃない。
そんな作家です。

オススメ!!!!

あまりのお気に入りなので、本棚の真ん中を陣取ってます。
その様子は昨日の日記の一番最初の画像をクリックすると見れますよ。

おやすみなさい




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えー、本の紹介は今度にします。

今日はさっきみたおもしろ数表を紹介します。

oyoyo.gif





この数表の1行目には、第二次世界大戦中の交戦国指導者の名前が並んでいます。
そしてその人が生まれた年(生年)、生きた年数(行年)、就任した年、在籍年数が書いてあります。で、驚くことに縦の数字を全部足すと3888になるんです!!!!!びっくり

で、さらにその3888を2で割れば1944つまり終戦の年になる!!!びっくりびっくり

で、さらにその指導者たちの頭文字をつなげるとCHRIST、つまりキリストになる!!!びっくりびっくりびっくり

今しぇいんに聞いたら、こういう類いのものはよくあるらしいですね。

しかし、最後のキリストになるっていうのは皮肉っぽくていいですね。
同時に安っぽくもあるけど
毎日更新を目標にしてたんですがはやくも昨日で途絶えてしまいました。
これは前回の続きですが新しいこともあったので一緒に書きます。

昨日今日は石川高さんという民間の雅楽演奏者のかたの授業がありました。
www.waternet-sound.com/ishikawa-ko/index.html
このかたです。かなりの癒し系。100%いいひと、という感じです。

そして石川さんはという雅楽楽器を中心に演奏されていて、今回は何本か持ってきてくれていました。
笙(しょう)ですよ。笙
はじめて生で見ました。
e3242e31.JPGe7e4c92b.JPGDSCF0011.JPG








e87fc28c.JPG写真の撮り方がわるくて全体像がよくわかりませんが、横の写真のように吹きます。
神社とかではとくお正月に流れてますが、生で聞くのも吹くのも初めてで感動しました。

簡単に言えば、音は小さいオルガンみたいな感じです。しかし、倍音とか音の伸び方が特殊で、そこらへんに日本を感じます。


cca72036.JPG51d1b6be.JPGほかにも龍笛(りゅうてき)篳篥(ひちりき)という笛も持ってきていただいてましたが、おれはあんまり音が出せませんでした。むずかしい。酸欠を起こしそうでした。





そして、授業では石川さんによる演奏(おれは寝坊したのでみれてない。残念)や雅楽の簡単な歴史の紹介、みんなで雅楽の歌をうたってみようということでおのおのが思うことを歌にしたり、最後は今回持ってきた3つの楽器をつかっての演奏会(おれは徹夜で限界だったので、隣の部屋でねてしまう)というプログラムだったので、半分ぐらいしか参加できてないけど非常に有意義な時間でした。

ええ、最近寝たり寝てなかったりの繰り返しです。反省…

そんな状況でしたが、興味をそそられることもいっぱいありました。

例えば、
•楽器または音楽は宗教的な媒体であったということ
古代において、音というのは神の訪れ(音連れ)のサインでした。人々は自然が鳴らすその音に超自然的な存在を見いだしたのだと思います。それが神様の始まりであり、その神々がだすとされた音を再現する媒体として、楽器ができたのではないかと考えます。事実、お寺にいる神様はけっこう楽器を持っています。そして、そういった自然の変化的なものにもとづき、音楽が発展したのではないでしょうか?雅楽の楽器をみているとそんな印象を受けました。

中川真
さんというサウンドスケープの研究者のかたも「平安京 音の宇宙」という本で、古来日本では、音は調によって方角や季節、色などが対応していると考えられており、雅楽においてもその季節や方角に合わせた選曲がなされていたと言っています。実際京都のお寺の鐘は方角により、チューニングが違うという研究も報告されているようです。



•雅楽の歌は独特の歌い回しがあるのだけれど、それは空間の振動つまり響きを大切にしているのだということ
今回習った歌の中でも、少ない歌詞の中に様々な歌い回しを見ることができました。
その音をのばしたまま、少し音を高くしたり、トレモロをかけたり、と言った感じです。
最初はなんでそんなに複雑にパターンがあるのかわからなかったんですが、石川さんの「顔面が振動する感じでうたってみましょう」というアドバイスでちょっと思いつきました。
つまり、この歌い回しは空間を変化させるための方法なのではないかということです。いや、同化させるといってもいいか。うーん。
声は一番人に近い存在の音であり、自分を空気と共振させて空間を変えるのに最適な存在なのではないでしょうか‥
ここらへんの考察が非常に浅いです。
うーん、原子レベルではどんなものも振動してるということが最近わかってきてますが、昔の人は無意識のうちにそういうことを知っていたのかな。みたいなー。

ちょー、わかりにくいんですけどー。
じぶんでもなにいってるかちょーわかんなくなってるんですけどー。
ありえなーい

という感じでお茶を濁しておわります。

あ、まったく前回とつながってない。むぐぐぐぐ…

ちょーぷるぷるぶるー
またちょーつづくみたいなー









以前から書いているように最近は本ばかり読んでます。
理由を言えば、なんだか損をしている気がしてきたからです。
本は誰かしらがなんらかの意図があって筆をとり、その人の知識を提供する為に書いた媒体であると考えると、読まないのはなんだかもったいない気がしてきたわけです。

例えば、図書館に行くとします。
当然、見渡す限りの本が並んでます。
ここで、一冊の本を一人の博士と考えてみると、図書館というのはものすごい数の博士がしゃべりかけてくれるのを待っている知識の物産展になるわけです。
でも、人生をかけても話を聞いてあげられる博士の人数は限られてる。
ということは、自分の人生の中では特定の人数の意見しか聞けないということになる。
そう考えるとなかなかさびしい

もっと言えば、本もしくはなにかの文字媒体で情報(ここでの情報はすべての知識のことを言います)を得なければ、人との対話、テレビ等のメディア、環境、経験からしか自分を形成できない。
今の時代とくにテレビの影響は多大なような気がします。

しかし、ここで上にあげた、思考に入ってくる媒体を「情報源」と名付けると、自分を形成する情報源ランキングは環境、経験、人との対話、本、テレビ等のメディアの順になるべきと思います。

本は重要じゃないじゃんという感じですが、おれは今までの経験に比べて本を読む量が圧倒的に足りてないと感じてます。これではいままで、そしてこれからの経験が生きてこない気がするわけです。
そのためにテレビの影響をもろに受けてしまってるのではないかと考えます。それもさびしい

料理の味付けは味の素だけじゃ、それがないとおいしくないと思うのと同じで、たまには違うものも食べないと何がおいしくてなにがおいしくないわからなくなりますよね。

まあ、能書きはいいや
あ、本の紹介しようと思ってたのに無駄に長くなってしまった。
むむむむむ

ということで、次回にします。


紹介するのは「日本人のための宗教原論」という本です。
一見、難しそうな本ですがそうでもありません。 

4198611688.09._AA240_SCLZZZZZZZ_.jpg









次回につづく
プロフィール
HN:
オチタカユキ たかりんく
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1982/07/13
職業:
会社員
趣味:
趣味を増やすこと
自己紹介:
通信系の企業で働いています
今年からはフジテレビの見えるビルでノビノビしてます。夜景がきれい


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